子供の純粋さは本当に凄いですよね。
大人であれば深く考えることもないようなことを、とにかく疑問に持つのです。
声って何で区別出来るの?ゆで卵ってなんでゆでたの?とても単純なものから難解なものまでさまざまです。
そして、質問されたことにいざ答えようとすると、不思議なことに答えが浮かんでこないことが多々あります。
子供は時として残酷なもので、大人は何でも知っているという期待の目を向けてきますので、答えないわけにはいきません。
それっぽいヘリクツを伝えたりして、後日真実を知った子供が怒るなんてこともあります。
そんな姿は大人になると少なくなります。
わからないことがまるで悪であるかのようになり、知らないことがあっても人に聞けなくなってしまうのです。
そして、わからないままにことが進んでしまう為に取り返しのつかない失敗をしてしまったりします。
そう考えると、子供のなんでも疑問に思うことや、すぐに質問する姿勢は本当に素晴らしいですよね。
それでは、どうすれば子供のような純粋な気持ちが持てるのでしょう。
私が考えるには、自分自身がどう見られたいかといった欲望を手放すことではないかと思います。
周りからどう見えているかを意識しすぎると、見た目ばかり取り繕って中身が伴わない事態に陥ってしまいます。
いっそ割り切って考えてしまったほうが、案外魅力的な人間に見えたりするものです。
そのことに気づかせてくれた子供は、もしかしたら私よりもよっぽど社会に適しているのかもしれませんね。
将来がとても楽しみです。
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