自分自身の母親が死んで初めてわかったこと

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私は若い頃、知人の家族が亡くなった場合の、葬儀参列の意味がわからず極力避けて生きていました。

知らない人が死んで悲しいはずがないのに行くなんて、逆に失礼だとすら思っていました。

そんなある日、母が亡くなりました。

父は私が小さい頃、すでに他界していたので、唯一の親でした。

葬儀にはやはり私の友人達も、たくさん来てくれました。

式の最中少し抜け出すことができ、来てくれた友人達と話すことが出来ました。

その時もまだ私は
「母に会った事もないのに来てくれて、社交辞令でしかないだろうのに申し訳ない」と思っていました。

でもその中の1人が私の目をまっすぐに見てポツリと言いました。

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「一度も会った事がなかったけれど、あなたを産み育ててくれた人が亡くなったのだから自分も悲しい。」その瞬間、今までの自分の考えが間違っていたことに気付きました。

仕事を抜け出して来てくれた友人、わざわざ何時間もかけて遠くから駆けつけてくれた友人、海外にいる友人からの弔電、どうしても仕事の都合で来られない友人からの電話や手紙。

社交辞令なんかではなく、私を励まそうと来てくれているのです。

それがわかった途端、私は参列してくれたみんなに感謝せずにはいられませんでした。

母の死がなければ私はそれからもずっと、その事に気付かずにいただろうと思います。

今までも、母には人生において大切な事を色々と教えてもらいましたが、それが最後に教えてもらった事でした。

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