今の時代は、パソコンやスマフォの普及により、いつ、どこでも、誰とでもつながることができ、気軽に連絡が取れるようになりましたよね。
電話や手紙しかなかった時代は、待ち合わせするにも一苦労。
ひとたび家を出てしまうと連絡がとれなくてすれ違ってしまったり、ちょっと声が聞きたいと、恋人に電話をするだけでも彼(彼女)の親がでたらどうしよう…と、緊張してドキドキしていたものです。
そう思うととても便利な時代になりました。
しかし、こんな便利な時代だからこそ、「face to face」がやっぱり大事だなと思った経験が先日ありました。
それは友達が、遠くに引越すことになった時のことです。
遠くに引越すといっても、今の時代は地球の反対側にいたってすぐに連絡が取れるし、お互いの近況やなんかもブログやsns等で見ることもできる。
これからもつながってるから永遠の別れではないし、特に何も変わらないよね~と、明るくそんな言葉をメッセージで交わしていました。
そうして友達も引越しの準備などで忙しいだろうし、私もバタバタしていたこともあって、特に会う予定は入れてませんでした。
しかしその後、これからもネットやなんかでは、つながっていることを思えば、別れの挨拶をしに行くのも変だし…と思ったりもしましたが、やはり、どうしても会っておきたいと思うようになり、会いに行きました。
結果、直接会って言葉を交わせたことは、私にとって本当に大きかったと思いました。
実際に会えば、涙も込み上げてくるし、切なく胸も苦しくなったけれど、この悲しみだったり切なさだったり、この瞬間を感じることがとても大切なのではないだろうか?と感じました。
感情を感じることこそが、生きてる証なのかもしれません。
コミニケーションが希薄なこんな時代だからこそ「face to face」を大切にしたいと改めて思った経験でした。
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