日光浴の大切さはお婆ちゃんから教わりました

学びの体験談

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日に当たりなさいと言うのがお婆ちゃんの口癖でした。

曰く、人間は陽の光に当たらるから元気でいられる。

しっかりと日に当たらなければ体にも心にも悪い。だから日に当たりなさい。

特に夏場に紫外線を気にしてUVケアをしていると、外で野良仕事をしているならともかく、買い物に行くくらいで陽の光を避けようとするなんてと怒られたりもしました。

いくら紫外線は身体に悪いこと、日焼けなんてもってのほかだと言うことを諭しても、お婆ちゃんは陽の光を浴びるのが人間だ、浴びすぎれば毒にもなるだろうが普段から浴びないようにするのは間違っていると、決して自分の主張を曲げることはありませんでした。

お年寄りだから今の考えを受け入れられないのも仕方ない。

そんな風に思って説得を諦めた頃、私は鬱を発症し、療養することになりました。

その時もお婆ちゃんは気疲れなら陽の光に当たれ、ひなたぼっこでもして休めと言っていました。

正直またかと思いましたが、時間はあったし別にひなたぼっこならいいかと考え直し、1日1回、15分程度の日光浴をUVケアなしでするようになりました。

すると自分でも意外なほどに回復し、3ヶ月ほどで仕事に復帰することが出来たのです。

その回復の早さに医師から一体なにをやったのかと聞かれたので、素直に祖母にすすめられて日光浴していたことを話すと、医師はなるほどと納得していました。

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人間の身体は日光を浴びるとビタミンDを生成しますが、それはメンタルケアにも有効なものなのだそうです。

ただしUVケアをしていると効果が薄くなるとのこと。

UVケアなしでの日光浴がビタミンDを生成し、またリラックスする時間を毎日持ったことで回復を早めてくれたのだろうと医師は説明してくれました。

お婆ちゃんの言っていたことには真実が含まれていたのです。

私はすぐにお婆ちゃんに連絡し、日光浴をすすめてくれたお礼と今までのお詫びをしました。

お婆ちゃんはお前が元気になったのならそれでいい、よかったねと笑ってくれました。

それ以来、1日15分の日光浴は私の日課になっています。

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