家族だからこそコミュニケーションが大事

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学校や会社など家の外では、挨拶から始まって他愛のない会話、報告・連絡・相談等に、かなり気を遣っているものです。

しかし、家の中となると、家の外で気を遣っている反動からか、挨拶すらろくにしなかったりしませんか。

私には、妻・母・会社員・大学院生の計4役を、必死でこなしている時期がありました。もちろん、全ての役割を完璧に果たせたわけではありません。手を抜かざるを得なかったのは、妻と母の役割でした。そのお陰で、こんな苦い経験をしました。

娘が小学校3年生のとき、放課後は学童保育のお世話になっていました。毎日楽しそうに学童保育へ通っていたので、何の心配もなく仕事と大学院に自分の精力の大部分を注いでいました。そして、いつしか、娘から学童保育での出来事について、話を聴くことをしなくなっていました。

あるとき、学童保育の先生から、学童保育で起きている3年生女子のいじめについてお話を伺いました。

特定の女の子一人を他の3年生女子が無視する、というものでした。全く知らなかったので、寝耳に水でした。同時に大変なショックを受けました。小学校3年生で既にいじめが存在するのだと。そして、無視する側に自分の娘がいたのだと。

母になってから初めての事件でした。どう対処すべきか、かなり悩みました。そして、ある一つの結論に達しました。それは、娘とのコミュニケーションが欠けていたことが原因の一つである、という結論でした。

日頃の他愛のない会話、特に子どもとの他愛のない会話からは、様々なサインが読み取れます。

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たとえば、いじめの話を聴く以前に、娘とこんな会話をしたことがあります。

「今日は○○ちゃんと○○ちゃんと…(中略)…が学童保育に来てた」や
「○人でトランプをして楽しかった」という会話です。でも、注意をしてよく話を聴いていると、学童保育に来ていたお友達の人数とトランプをして遊んだ人数が一致しません。

「あれ?トランプを一緒にしなかった子がいたの?」と尋ねると、
「●●ちゃんとはトランプしなかった」と言うではありませんか!その名前は、まさに、無視されていた特定の女の子の名前でした。

しかし、そのときは、●●ちゃんがトランプをしたくなかったのだろう、と勝手に思い込み、聞き流してしまいました。私には、細かく話を聴くゆとりも、話の矛盾を気にするゆとりも無かったのです。今思えば、それはいじめを知る小さなサインだったと思います。

あのときに
「なぜ●●ちゃんはトランプしなかったのかな?」と一言尋ねていたら、いじめに気付けていたかもしれません。●●ちゃんを救えたかもしれません。でも、私はできませんでした。もっとちゃんと娘とのコミュニケーションをとるべきでした。

その一件から、仕事も大学院も大事だけど、家族はもっと大事であると認識し直しました。

そして、事はタイムリーに対応しなければ取り返しがつかない、とも認識し、今もコミュニケーションを大切にするよう心がけています。

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