「世間は広いようで狭い」とはよく言われることですが、私はそう感じるような出来事がいままでの人生の中で起きたことがなく、この言葉をあまり信じていませんでした。
しかし、少し前にびっくりするようなことが起きて、この言葉を信じるようになりました。
希望者のみがアメリカに数週間ホームステイできる学校の行事がありました。
私と友達数人はそれに参加し、非常に有意義な時間を過ごしました。
そのホームステイ中に驚くべき出会いがあったのです。
ホームステイの一貫で、学生数人グループで海岸付近を歩いていた時の事でした。
日本人が珍しいのか、アメリカ人の特性なのか、私たちはいろんな人に話しかけられていました。
拙い英語ながら何人かと会話していた私たちは、また別の人から話しかけられました。
それが日本語なので私たちはびっくりしつつ、知り合い以外で日本語を話す人に久々に出会えた喜びでいろんな話をしました。
すると、なんということでしょう、私は東京の某区に住んでいますが、その日本人の方は私と同じ区に住んでいるというのです。
しかも家もすぐ近くにあるとのことで、これには本当に驚きました。
私も友達も、その日本人の方も、思わず
「世間は広いようで狭い」とつぶやいてしまいました。
こんなことが起きてからは、もう何が起きても不思議じゃないと思うようになりました。
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