ダンス教室で一緒にレッスンしている中学生の女の子に、
「レインボーチルドレンって知ってる?」と尋ねられました。
初めて耳にする言葉だったのですが、インターネットで調べられるとの事だったので、帰ってから早速検索しました。
解釈はさまざまだと思いますが、いわゆるスピリチュアルな、個性を受け入れる事を大事にしようとする考えの元に生まれた概念のように読み取れました。
自分が何者なのか、周囲からどう見られたいのか、選び取っていく為の選択肢が増えるのならいいけれど。
メディカルな表現をすればレインボーチルドレンは発達障害などの診断を受ける人の事を指すとする意見もあり、そうなった場合の本人や家族に及ぶ危険性などを例に挙げ、この概念に警鐘を鳴らす考えも見られました。
レインボーチルドレンの存在を信じる人達の意見に悪意は全く感じられません。
また、それを批判する側もまた、子供たちの人権や世の中の障害に対する理解を妨げる事を良しとしない、正義感を持った人達です。
冒頭の彼女は、ふだん同世代の友人と上手く関係が築けず、辛い思いをすることの多い子ですが、大人達の中に入ると、会話の主役になり純真な笑顔をたくさん見せてくれます。
彼女はこの言葉を気に入ったらしく、
「私もその一人だって、友達に言われた」と誇らしげに私に教えてくれました。
その笑顔を見て、彼女に自信を持たせてくれたお友達のやさしさがこちらにまで伝わってきました。
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