先日、生まれて初めてのぎっくり腰を体験しました。
きっかけは、特に思い当たるほどでもないんですね。
いつもと変わらない朝、いつもと変わらず子どもを保育園まで送りました。
お部屋まで抱っこして、荷物やお着替えを棚にセットして、さあ、行くか!と、立ち上がろうとしたら、もう何かがおかしくなっていたんです。
その瞬間に、これは腰が何かおかしいことになった気がする、と察知していたんですが、イタイイタイと騒ぎ立てると大人気ないと思い、恥ずかしい気持ちもありで、何とか立ち上がり保育園を後にしました。
そのあと、どんどんと痛みを増す腰と可動域の狭まる身体に不安を覚えてきたので、整形外科を受診することにしたのですが、そこで言われた言葉に衝撃を受けました。
「年齢的に何かこれといったアクシデントがなくてもぎっくり腰をおこすことがあるんですよ」と言われて、本当にショックでした。
レントゲンなど撮ってもらったのですが、骨には異常が見つからず、先生がおっしゃるには、年齢がいくと、骨には異常がなくても筋繊維の断裂というものを日常レベルの負荷がかかっただけで起こしてしまうそうです。
スポーツ選手でも、30代に突入すると、日ごろのトレーニングメニューをこなしているだけで故障したり、けがをすることと同じ原理なんだそうで、これがいわゆる老化現象ということでした。
対策としては、子どもを抱く時に、腕を伸ばした状態で抱き上げると腰に相当な負担がかかるので、子どもを抱える時はなるべく体の近くに寄せ密着させてから抱き上げると負担が軽減されるそうです。
また、元来の背骨の形は変えられないけど、筋肉量は変えれるので、日常的に体力、筋力が低下しないように運動を取り入れてくださいとアドバイスを受けました。
こんなことがあるまでは、まだまだ自分は腰痛なんて無縁と思って生活していたのですが、自分の老化を痛感させられる出来事となりました。
30代になると真剣に健康維持を考えないといけないですね。
勉強になりました。
コメント