交通事故は誰もが『自分だけは起こさない』と思っている

yourself-unrelated11

5年ほど前の冬の出来事です。

私は仕事に向かう通勤のため、いつもどおり家を出て自転車に乗って職場に向かいました。

家と職場のあいだには大きな国道線が走っています。

信号までは遠回りなので私はいつもどおり信号のないところを横断しました。

道は4車線ほどあり手前の2車線を渡りきった真ん中のところで交通量がどっと増えたように感じました。

渡りそびれると思った私は3車線目の車が減速したように見えたので道を譲ってくれていると思い込み、4車線目もろくに確認せずに道路に飛び出しました。

そして減速した車の影から走ってきた4車線目の車に思いっきりぶつかり、車にはねられたのです。

目の前は一瞬真っ白になりましたが自分の体が回転している感覚があり、地面にうつぶせに倒れました。

どのようにはねられたのかはその時は自分ではわかりませんでしたが、あとから警察の方に聞くと、自転車は車の前方10メートルほとまで飛ばされ大破、自分はフロントガラスに頭をつっこみガラスを割ったあとボンネットを転がりながら地面に倒れたそうです。

倒れたその時は顔面から血が垂れ、口の周りの感覚がなく顔が潰れたと思い人生終わったと感じました。

左膝下がやけにしびれて思うように動かせず、とにかく寒くて寒くて怖かったことを覚えています。

結局顔は何箇所か切れていて大きく腫れたがいずれも軽傷で無事に治り、大怪我をしたのは左足で、骨が皮膚を突き破る開放骨折というものでした。

yourself-unrelated12

事故直後は大変な事故を起こしてしまったなと思う一方で救急車の中ではやけに冷静で、家族に連絡をするという救急隊員に、家族に心配をかけたくない一心で『自分で連絡を取ります』と携帯を変わり家と職場にも連絡、事故を起こしたがたいしたことないと告げたせいで病院に駆けつけてくれた家族を余計びっくりさせてしまいました。

入院は2ヶ月と言われましたが骨が綺麗に折れて再生しやすかったようで、20日という早さで退院し、松葉杖生活が半年、完治は1年でした。

自力で歩けるようになるまで何度も何度も事故の瞬間の10秒前でいいから戻りたい戻りたいとだけ強く考えていました。

入院中は後悔以外に何もありませんでした。

事故の前まではまさか自分が入院とか大怪我をすることなんてないと思いきって生活していました。

事故後は考え方が180度変わりました。

交通事故は一瞬で起こる。

今回は私の不注意でしたが、被害者にだって誰がいつなってもおかしくないんだとこの身をもって思い知らされた出来事でした。

何年経っても鮮明に思い出せます。

今になってようやく、危なかったけど貴重な経験値を得たと思えるようになりましたし、二度と同じ過ちは犯すまいと日々気を引き締めて自転車や車の運転をしています。

スポンサーリンク